カズ花散歩PREMIUM: 9月 2021

2021年9月30日木曜日

幼少時に猿に噛まれたことがトラウマだった。南伊豆の波勝崎猿園の猿たちを見ることで少し良くなったが今でも苦手だね。そんな猿を困らせる「サルスベリ」は秋空にとても映えるな。花言葉は「不用意」。皆さん、台風が近づいているからすべらないよう用意周到に。★ミソハギ科サルスベリ属

マリーゴールドに出会うと麦わら帽子を思い出す。あいみょんのマリーゴールドの一節で過去の甘い想いが浮かんでくるよね。花言葉は「太陽の花嫁」。夏の華やかさ満開だぞ。★キク科コウオウソウ属

何度も緊急事態宣言を発令しながら、なかなか元の生活に戻れない苦しさを表しているような「ノゲイトウ」。鮮赤色の花先が目に焼き付くぞ。花言葉は「希望の灯」。曲がりながらでもいい。希望の灯を消さないでほしいな。★ヒユ科ケイトウ属

久しく対面で会えず、会社を辞める人にも挨拶ができない日々が続いている。元の生活を思い出したいね。だから、この美しい紫色の花に思いを込めてみたい。花言葉は「君を忘れない」。会える日が楽しみだ。★キク科シオン属

五輪の選手の姿は裏に隠れた物語もあるが、無駄がなく研ぎ澄まされた動きが美しい。この花も美しく夏の暑さにも強い。花言葉は「野性的な美しさ」。免疫力を上げてワイルドになりたいものだな。★キク科コスモス属

多くの女性に愛された光源氏。紫式部はよくこの男を生み出したものだな。同名のこの植物は紫の実が清楚でとても美しい。熟した果実のようだ。花言葉は「愛され上手」。この植物も光源氏同様に愛され上手のようだね。うらやましいものだ。★シソ科ムラサキシキブ属

昔からペットボトルのお茶は苦手で、マイ急須の静岡茶を堪能している。ホっとできるティータイムは貴重だよね。この花も光沢ある輝きで気分をやわらげるぞ。花言葉は「ゆったりした気分」。そろそろ小休止したら。★ハナミズナ科ランプランサス属

妻の誕生日には花を贈ることにしている。今年は赤い「ガーベラ」を中心にレッドバージョンでアレンジしてもらった。誕生花が「センニチコウ」なので赤のイメージを大切にしてみたぞ。花言葉は「希望」。さて、これが未来への希望につながるかな。★キク科ガーベラ属

天を突くように伸びる「パンパスグラス」。この横でトトロの猫バスの形をした雲が走っているぞ。花穂は秋の陽にキラキラ輝き、雲を送り出しているようだ。花言葉は「人気」。人気キャラは、きっと中秋の名月をめざしているのだろう。★イネ科シロガネヨシ属

年齢を重ねると気が短くなり我慢ができなくなる。そんなときに蝶のように舞う「モハメド・アリ」・・・ではなく「ガウラ」が落ち着かせてくれる。風で揺れ動く花は、まさに蝶が踊っているようだ。花言葉は「我慢できない」。秋風とたわむれるこの花は短気の特効薬だな。★アカバナ科ガウラ属

還暦を機にスマホと保険のプランをシンプルなものに見直した。この花のようにシンプルなものがいいね。無駄なものをそぎ落とした美しさがあるぞ。花言葉は「清純の愛」。複雑なものに振り回されないようにしたいものだ。★ヒガンバナ科タマスダレ属

コロナ禍で行けなかった墓参りを久しぶりに決行。ヒガンバナと寄り添う墓参りとなった。きらびやかな衣装で踊るように輝くこの花は今の時期がとても美しい。花言葉は「また会う日を楽しみに」。先祖はもちろん、皆さんと会えるのはとても楽しみですな。この花に願いを込めて。★ヒガンバナ科ヒガンバナ属